このHPについて
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目次
  ・HP作成のきっかけ
  ・縦書について
  ・縦書ソフト
  ・このHPについて(←クリックするとすぐ移動できます)


 HP作成のきっかけ

 私がHP作成を思い立った一つの要因は、友達や知り合いの方などが、自分の詩を読んで癒されたようなことを言っていたことにあります。
 以前、地元の友人が「凍える虎」を郵送するように頼んできました。その時の彼はほとんど休みのない給料の安い製材所で働いていたのですが、電話の様子から非常に荒んでいるように感じられました。今はその職場を辞めて実家の製材所で働いてますが、辞めてしばらくのころ彼は言ってました。
「あの時は本当に辛かった。『凍える虎』壁に貼って眺めながらぐっと耐えてた。あれがなかったら、本当どうなってたかわからん」
 もし彼がいなかったら私は詩を誰にも見せてませんでした。その類の短文は、詩などではなく、ただの自己満足だと思ってましたので(彼は虎が好きだったので見せてみた)。
 余談ですが、この友人とは友達の紹介のページで紹介している鶴田君の従兄弟です。

 また、友達の紹介のページで紹介している飲み友達の北沢さん(当時はプロの詩人、現在はデザイナー)「凍える虎」や「飛ぶのだ」といった詩を誉められたこと(「まだまだやけどな。小説より良いって程度や」と言われましたが)などにもあります。
 余談ですが「私は『詩』を書いてます」と人に言えるようになったのは、この事があってからです。
 
 しかし、一番の要因は、たくさんの方に自分の小説を読んでもらいたいと思ったことです。辛い人の救いにはなれなくとも、せめて慰めになるような小説を書きたいと思ってます。私自身がそうだったもので。
 小説の方でも泣いてくださった方が沢山います。一番読んでいもらいたいその小説(高校時代に構想。大学時代に書く。推敲に推敲を重ねている。決定稿は原稿用紙200枚から100枚に削ったもの)は「オルゴール」です。稚拙な詩と小説ですが、HPを訪れていただいた方の慰めにしていただけたなら幸いです。
 縦書について

 日本語は本来縦に書くものです。詩や小説といった言葉の芸術(私の書いてる作品は芸術などと呼べるものではありませんが)を読んでいただくには、やはり縦書が一番いいのではないかと感じます。
 詩は縦書でないと余白が死んでしまい本来の良さが出ません。そのために縦書表示にしました。
 縦書ソフト

 詩「縦55」。選択理由はフリーソフトであったことと私のPC上で機能してくれたことの二つです。何故か開けない縦書ソフトが多くて選択の余地はほとんどありませんでした(笑)。
 小説「縦書きHTML」。小説用に長い文章を縦書に変換するソフトを(私のPC上で機能する限られた縦書ソフトの中で)色々試してみたところ、このソフトが一番使い勝手が良かったため、小説は「縦書きHTML」に統一しました。私が初めてダウンロードしたときはシェアウェアだったのですが、今はフリーソフトになっています。
 小説「縦書きJavaScript-たてがき君」。「縦書きHTML」が何故か使えなくなってしまったため、小説『ハーモニカ』(『ヒカルサカナ』)の縦書き変換に初めて使ってみました。ダウンロードの必要も無く、HP上で縦書きのHTMLが作れます。私のようにPCに詳しくない人間としては、ダウンロードの必要がないというのは本当に素晴らしい。これは本気で使い勝手が良いです。
 このHPについて

「あなたが辛くなってきた時には私のHPを思い出してみてください。あなたの助けになれる作品が追加されているかもしれません。製材所の彼にとっては『凍える虎』がそうだったように。私はそのためにこのHPを作りました。私は馬鹿なので、本気でそう思ってます」
「※私が急死したりこのHPの維持ができなくなった場合、どなたでも構いませんのでこのページを継続してネット上に存在させ続けてください。書籍など『商品』には絶版がありますが、ネットではHPを持続しさえすれば常に作品を読める状態で維持できます。よろしくお願いします」
以上です。
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