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目次 (目次をクリックするとその項目に移動できます)
@「週刊読書人」
A「宮崎日日新聞」
B「あんてな」
C「神奈川新聞」
D「週刊読書人」(今回は書評ではなく記事です)
E「詩人会議」
F「世界はゴミ箱の中に」
G「詩人会議」
H「an」
I「ボクの哲学モドキ」
J「感動ストーリーズ」
K神奈川県「日本大学中学校・高等学校」「日大中高100冊の本」(書評や記事ではありません)
L「読売新聞」
M「宮崎日日新聞」(『読書』欄)
N「宮崎日日新聞」(『紡がれることば』欄)
O「しんぶん赤旗」
P「詩創」
Q「詩と思想」
R「詩人会議」
S「飛揚」
21「浅羽通明講義」(YouTube動画)
●「週刊読書人」2002/03/01号(2002/02/22発売) 出版社「読書人」 定価230円
<『週刊読書人』とは>
書店、出版業界、図書館関係者、教師、読書愛好家、知識人などが購読する、信用度の高い書評新聞。
補)大きめの図書館には入ってると思いますので、閲覧できると思います。
<書評>
「題名」 「共感」を真のテーマに
「副題」 重いテーマを扱いながら清々しささえ覚える
「本文」
オシャレな装丁と、「オルゴール」というストレートで一見古風なタイトルに惹かれて、フランスの現代小説、たとえばジャン=フィリップ・トゥーサンを読むような感覚を予想して読み始めた。
高校から既に高度な抽象概念を駆使して、思惟する能力を身につけさせる哲学教育の伝統が「パンセ」の国にはあるらしい。老子のように人生を引いた視線から――あたかもカメラのアングルを引くように――日常の生活だけでなく、精神をまでも眺めてみる。その暗箱のような装置が、トゥーサンが当時の文学に持ち込んだ新しさだった。
読み終わって、トゥーサンとは全く逆の視点から書かれたこの小説もまた、帯の若い読者の声にあるように「ずっと物語のことが頭に残って」虜になるような不思議な魔力を持っている。
実際、この小説は本になる前に、インターネットで公開されたり、教育実習を通じて既に多くの読者を獲得しているのだという。テレビドラマのシナリオ――というより、ラジオドラマの朗読に向いていると思うのだが――のような、無駄のないアップテンポな文体と、研ぎ澄まされた透明な会話、緻密な構成魅力かとも思ってみるのだが、それだけではなさそうだ。
思春期にある人でなくても、この時代を生きる人間なら誰もが気付いているのに、目には見えず、手で触ることもできない大切なもの。この小説は、その大切なものの存在に触れているという確かな手応えがあった。
「いじめ」と「自殺」という当事者にとっては最も残酷で、重いテーマを扱っているのだが、読み終わって清々しささえ覚えるのは、「救い」があるからだ。この小説の登場人物たちは皆、喪失感を抱えて生きている。そして結果的には、誰もが癒されることなく挫折している。失敗した人たちの懺悔の記録と言ってもいいくらいだ。
主人公の「吉田君」はもとより、語り手の「ぼく」も結局、自殺と言う最後の手段から親友の救済に失敗してしまう。かつていじめられっ子でいじめをする側の「石米君」もその悪循環から立ち直れず、「吉田君」の母親も息子を喪った。
それにも関わらず、いや、それだからこそ「救い」があると言える。それは著者が、「共感」を本当のテーマとして書ききっているからだ。若い読者はそこに惹かれ、受け留めるのだと思う。言葉だけの大人たちのように教訓的でも、啓蒙的でもなく、恐らく自身も血ヘドを吐く苦しみの中で到達し、伝えようとした大切なものの存在のエッセンス、結晶のようなものがこの作品なのだろう。著者にとっての「パンセ」だ。
この小説の冒頭で「ぼく」と「吉田君」を見えない糸で結び付けたオルゴールには、ゼンマイがなく、金属板の上で反響させて初めて音楽が流れる。「ぼく」のためにクリスマスのメロディーを聴かせてみせるのだが、「吉田君」自身はその音色に癒されることはない。結末を暗示して深い悲しみを湛えている。(46判・一三二頁・八〇〇円・4−8355−3224−4)
(『週刊読書人』さんには許可を得て掲載させていただいております)
●「宮崎日日新聞」2002/11/03
●「あんてな」2003/01/vol.05 発行・編集/株式会社ネオメディア
<『あんてな』とは>
「カキンコ・ケータイマガジン あんてな」
関東甲信越のampm(コンビニの)店内に置いてある、毎月1日発行の無料携帯電話マガジン。
「編集部オススメの心にしみる1冊」というページに1位から5位まで表紙の写真付きで5冊紹介されており、その中の「3位」として簡単な書評付きで紹介。
●「神奈川新聞」2002/12/22
「神奈川新聞ブックガイド2002(今月おすすめの一冊)」という欄に八冊、表紙の写真付と簡単な書評付きで紹介。その中の一冊として紹介されています。
「上記で紹介している本は右書店にてお求めになれます」と、神奈川県内の書店が紹介されています。
「有隣堂(本店書籍館)」「紀伊國屋書店(横浜店)」「北野書店」「有隣堂(藤沢店)」「サクラ書店(平塚ビル店)」「島森書店(鎌倉本店)」「栄松堂書店(横浜ジョイナス4F店)」「平坂書店(モアーズ店)」「有隣堂(厚木店)」「(小田原ブックセンター)伊勢治書店」
●「週刊読書人」2003/09/05号 出版社「読書人」 定価230円(今回は書評ではなく記事としての掲載)
<『週刊読書人』とは>
書店、出版業界、図書館関係者、教師、読書愛好家、知識人などが購読する、信用度の高い書評新聞。
補)大きめの図書館には入ってると思いますので、閲覧できると思います。
「見出し」 書店からの情報で読者を獲得 群馬県・文真堂書店の長井正伸氏に聞く
「小見出し」 年間二千冊以上販売された『オルゴール』
「小見出し」 書店員の生の声が面白さをアピール
このような記事の中に、文真堂書店02年7月〜03年6月売上順位のランキング表、店頭での陳列模様の写真と共に、『オルゴール』と『星空マウス』が表紙写真と簡単な解説付きで紹介されました。ちなみに『オルゴール』は12位でした。
●「詩人会議」2004年11月号 出版社「詩人会議」 定価800円(+税)
「書評」のページに、私と同じく会員の長居煎さんの小説集『ジュゴンのへそ』(壁天舎¥1000)の書評と『ピエロで行こう』の書評が二段組で半ページずつ掲載されました。この二編の書評は会員の葛原りょうさんが書いています。
●「世界はゴミ箱の中に」2005年01月27日初版発行 出版社「現代図書」 定価1714円(+税)
第2章 領域:仮想現実上の仮想ではない共感
『lain』と『電車男』にみる仮想現実のパラダイムシフト
関連領域書評◇中園直樹『オルゴール』
上記項目で「ネットの特質と幸福な出会いをした作品」として、このHPの『オルゴール』ページの写真と共に、書評が書かれています。一部事実誤認などもありましたが、全体的に私のことを理解した上で書かれている非常に良い書評だと感じられました。ただ、「なぜこう描く必要があったのか」という部分までは私の意図を理解されていませんでした。現場の中高生向きに書いている作品であるということをもう少し念頭において分析していれば、こちらの意図と作品構造まで完全に理解できていたのに惜しいなと思いました。
●「詩人会議」2008年03月号 出版社「詩人会議」 定価800円(+税)
「書評」のページに、『たった一人でがんばっている君へ』の書評が、二段組の半ページで掲載されました。この書評は会員の長居煎さんが書いています。
●「an weekly」首都圏版2008年04月28日/MON/No.17 出版社「株式会社インテリジェンス」 税込100円
アルバイト情報誌「an」の「アンイチオシ! エンタメトピックス!」のページで、『チョコレイトの夜』が紹介されました。
向こうから取り上げてくれると「ああ、応援してくれてる人いるんだなあ。苦労して書いて本当に良かった」と思えました。
紹介の最後で「誰にも真似できない感性で書かれてる作品」と書かれていたので、記者さんが本当にちゃんと読んで感動してくれたから載せてくれたんだろうなと思えて、非常にうれしかったです。
ちなみに、同じページで紹介されていたのは、MOVIE『少林少女』、DVD『リチャードホール永久保存版』/『転々 プレミアム・エディション』、CD『どんなに遠くても…』(JUJU)/『アメあと』(w-inds.)、GAME『夢ねこ DS』、FOOD『ドルチェ ミルフィーユ』、GOODS『Baby-G』/「<ブラビア>ワンセグ『XDV-D500』」でした。
●「ボクの哲学モドキ」2009年01月05日初版発行 出版社「トランスビュー/2巻セット」 各巻:2200円(+税)
・内容:大学教授が、名前を隠して1999〜2008年までネット上に発表していたエッセイをまとめた本。 偶然、自分の作品が取り上げられていることを知って読み始めたのですが、読み終える頃にはすっかりこの方のファンになっていました♪
この本のU巻の170〜173ページにかけて幻冬舎文庫版『オルゴール』のことが取り上げられてます。ちなみに、私の『オルゴール』以外にも沢山の漫画や小説や専門書などの本が取り上げられています。ただ、私の場合は幼い頃「哲学者になりたい」と思っていた時期があり、大学の小説研究会の先輩が哲学の話をしているのを「難しくてよくわからないなあ」と思いながら、憧れがれの気持ちで聞いていたこともあり、哲学の本に取り上げられるということは、個人的にとても嬉しいことなんですね。昔はまさか自分が作家になれるなんて思ってなかったし、当然哲学の本に取り上げられるなんて夢にも思ってませんでしたので。というわけで、今回のことは個人的にもとても嬉しかったです♪
●「感動ストーリーズ」2009年02月17日初版発行 出版社「(学研)10巻セット」 各巻:1400円(+税)
1巻5人、10巻で52人(10巻だけ7人)の人物が取り上げられ、その人生が紹介されています。有名どころでは「イチロー」さん、「フジコ・ヘミング」さん、「宮崎駿」さんなどが取り上げられています。ちなみに私が載っているのは2巻です。小中学生向きの図書室や図書館向けの本ですので、読みたい方は大きめの公共図書館に入るのを待ってから読んで下さい。もし、このHPを見た図書館関係者の方がいらっしゃいましたら、私の本もセットで入れていただけると、きっと子供達のためになれると思います。
【2巻『くじけぬ心』に掲載されている5名の方々】
歌手「川嶋あい」さん、プロボディーボーダー「甲地由美恵」さん、テノール歌手「新垣勉」さん、作家「中園直樹」さん、野球選手「柴田章吾」さん(性格的に文章表記が統一してないと、気持ち悪いもので自分の名前にも敬称を付けていますが、ご了承ください♪)。基本的に皆さん苦労されていらっしゃいます。
購入を検討される図書館さんのために、各巻のテーマと代表的な収録人物も書いておきますね。
1〜9巻は5名ずつ、10巻のみイレギュラーで7名収録です。
1巻/壁を乗り越えて
「フジコ・ヘミング」さん、「坪倉優介」さんほか
2巻/くじけぬ心
前述の【2巻『くじけぬ心』に掲載されている5名の方々】をご参照ください
3巻/信じる道を進みゆく
「戸田美津子」さん、「工藤定次」さんほか
4巻/愛すればこそ
「飯島夏樹」さん、「長島千恵」さんほか
5巻/思いやる心
「瀬戸上健二郎」さん、「星川康之さんほか
6巻/創造を求めて
「宮崎駿」さん、「佐藤可士和」さんほか
7巻/知への欲求、未知への挑戦
「青いバラ研究開発チーム」さん
「イルカの尾びれ開発プロジェクトチーム」さんほか
8巻/共に生きる
「野口健」さん、「郡司ななえ」さんほか
9巻/平和への思い
「広河隆一」さん、「中田武仁」さんほか
10巻/終わりなき夢
「イチロー」さん、「瀬川昌司」さんほか
ちなみに、友人の詩人葛原りょう君と朗読会のビラ作りのために撮った、私の小説と彼の詩集の写真が使われたので、詩人「葛原りょう」も小さく載っています。あ、個人的には7巻がすごく気になっています(笑)。こういうの大好きなんで(笑)。
●神奈川県「日本大学中学校・高等学校」「日大中高100冊の本」2009年08月
神奈川県の日大中高生に在学中に読んでもらいたい本100冊の中に、『オルゴール』が選ばれました。直接連絡を受けたわけではないので詳しいことまではわかりませんが、中学50冊、高校50冊が選定されています。『オルゴール』は中学の50冊の方です。
参考までに、発表のページと『オルゴール』以外に選ばれている本も記載します。もし、このHPを見た教育関係者や図書館関係者の方がいらしゃいましたら、図書室や図書館充実のためのご参考にしていただければと思います。ちなみに、私が中高図書室や図書館におすすめ本を追加するとすれば、まずは私の本全て(子供達に『学校』という『地獄・監獄』の中を『生き延びてもらう』ため)と『カラーパープル』A・ウォーカー(子供達に『生き延びてもらう』ため/ただし、映画の方は肝心な部分がすべて抜け落ちてますので観る価値はありません)、『アンデルセンの自伝』アンデルセン(子供達に『生き延びてもらう』ため)、『平凡』二葉亭四迷(子供達に『本当に大切なもの』に気付いてもらうため)、学研『感動ストーリーズ(10巻セット)』(子供達の人生勉強のため)、『白痴』『貧しき人びと』『虐げられた人びと』等、ドストエフスキー作品すべて(教員、大人向け)などです。
・日大中高100冊の本発表ページ(←ここをクリック)。
・日大中高100冊の本(中学の50冊)
書名 | 著者名 | 出版社名 | 番号
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君たちはどう生きるか | 吉野源三郎 | ポプラ社 | 1
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14歳の君へ | 池田晶子 | 毎日新聞社 | 2
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旅人 | 湯川秀樹 | 角川文庫 | 3
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超芸術トマソン | 赤瀬川源平 | ちくま文庫 | 4
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世界がもし100人の村だったら | 池田香代子 | マガジンハウス | 5
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ハーメルンの笛吹き男 | 阿部謹也 | 筑摩文庫 | 6
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数の悪魔 | Euzlusgerger | 昌文社 | 7
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ファーブル昆虫記 | アンリ・ファーブル | 岩波書店 | 8
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ゴッホの手紙 | ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ | 岩波文庫 | 9
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お楽しみはこれからだ | 和田誠 | 文藝春秋 | 10
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日本語ってどんなことば? | 佐々木瑞枝 | 筑摩書房 | 11
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あしながおじさん | J・ウェブスター | 岩波少年文庫 | 12
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はてしない物語 | ミヒャエル・エンデ | 岩波少年文庫 | 13
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銀河鉄道の夜 | 宮沢賢治 | 岩波少年文庫 | 14
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星の王子さま | サン・テグジュベリ | 同上 | 15
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阿Q正伝 | 魯迅 | 河出書房 | 16
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サラダ記念日 | 俵万智 | 河出文庫 | 17
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智恵子抄 | 高村光太郎 | 新潮文庫 | 18
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風の又三郎 | 宮沢賢治 | 新潮文庫 | 19
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博士の愛した数式 | 小川洋子 | 新潮文庫 | 20
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西の魔女が死んだ | 梨木果歩 | 新潮文庫 | 21
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吾輩は猫である | 夏目漱石 | 新潮文庫 | 22
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アラスカ物語 | 新田次郎 | 新潮文庫 | 23
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スローカーブを、もう一球 | 山際淳司 | 全国学校図書館協議会 | 24
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走れメロス | 太宰治 | 新潮文庫 | 25
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オルゴール | 中園直樹 | 幻冬舎文庫 | 26
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羊をめぐる冒険 | 村上春樹 | 講談社文庫 | 27
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DIVE | 森絵都 | 講談社文庫 | 28
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夏の庭 | 湯本香樹実 | 福武書店 | 29
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雪沼とその周辺 | 堀江敏幸 | 新潮文庫 | 30
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三国志 | 吉川英治 | 講談社文庫 | 31
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この子を残して | 永井隆 | 秋津書舎 | 32
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宇宙からの帰還 | 立花隆 | 中公文庫 | 33
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深夜特急 | 沢木耕太郎 | 新潮社 | 34
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暗夜行路 | 志賀直哉 | ほるぷ社 | 35
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蜘蛛の糸 | 芥川龍之介 | ほるぷ社 | 36
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杜子春 | 芥川龍之介 | ほるぷ社 | 37
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マザー・グース全4巻 | 谷川俊太郎訳 | 講談社文庫 | 38
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白い牙 | ジャック・ロンドン | 講談社文庫 | 39
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野生の呼び声 | ジャック・ロンドン | 旺文社文庫 | 40
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ハックルベリイ・フィンの冒険 | マーク・トウェイン | 講談社 | 41
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O・ヘンリー短編集全3巻 | O・ヘンリー | 理論社 | 42
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十二番目の天使 | オグ・マンディーノ | 求龍堂 | 43
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高慢と偏見 | ジェイン・オースチン | 筑摩文庫 | 44
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二人の小さな野蛮人 | アーネスト・T・シートン | 秀英書房 | 45
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老人と海 | アーネスト・ヘミングウェイ | 新潮文庫 | 46
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アルバートおじさんのミクロの国の冒険 | ラッセル・スタナード | くもん出版 | 47
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心臓を貫かれて | マイケル・ギルモア | 文春文庫 | 48
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シッダールタ | ヘルマン・ヘッセ | 草思社 | 49
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アンネの日記 | アンネ・フランク | 文藝春秋 | 50
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・日大中高100冊の本(高校の50冊)
書名 | 著者名 | 出版社名 | 番号
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知的生活の方法 | 渡辺昇一 | 講談社 | 1
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帰ってきたソクラテス | 池田晶子 | 岩波文庫 | 2
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ミル自伝 | 朱牟田夏雄訳 | 岩波文庫 | 3
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努力論 | 斎藤兆史 | 筑摩書房 | 4
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日本の歴史をよみなおす | 網野善彦 | 筑摩書房 | 5
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ラストホープ福島孝徳 | 福島孝徳 | 徳間書店 | 6
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嘘つきアーニャの真っ赤な真実 | 米原万里 | 角川書店 | 7
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若き数学者のアメリカ | 藤原正彦 | 新潮文庫 | 8
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対話のレッスン | 平田オリザ | 小学館 | 9
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フェルマーの最終定理 | サイモン・シン/青木薫訳 | 新潮社 | 10
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勝つための食事と栄養 | 花岡美智子 | ナツメ社 | 11
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暗号解読 | サイモン・シン/青木薫訳 | 新潮社 | 12
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論文の書き方 | 小笠原喜康 | ダイヤモンド社 | 13
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科学と科学者のはなし | 寺田寅彦/池内了編 | 岩波少年文庫 | 14
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風と共に去りぬ | マーガレット・ミッチェル | 河出書房 | 15
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長田弘詩集 | 長田弘 | 角川春樹事務所 | 16
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奉教人の死 | 芥川龍之介 | 旺文社 | 17
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炎環 | 永井路子 | 文藝春秋 | 18
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キッチン | よしもとばなな | 福武書店 | 19
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魔性の子 | 小野不由美 | 新潮文庫 | 20
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舞姫 | 森鴎外 | 旺文社 | 21
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飼育 | 大江健三郎 | 新潮文庫 | 22
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安土往還記 | 辻邦生 | 新潮文庫 | 23
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不道徳教育講座 | 三島由紀夫 | 中央公論社 | 24
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長い旅の途上 | 星野道夫 | 文藝春秋 | 25
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堕落論 | 坂口安吾 | 新潮文庫 | 26
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祖国とは国語 | 藤原正彦 | 新潮文庫 | 27
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無常という事 | 小林秀雄 | 新潮文庫 | 28
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病床六尺 | 正岡子規 | 新潮文庫 | 29
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檸檬 | 梶井基次郎 | ほるぷ社 | 30
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こころ | 夏目漱石 | ほるぷ社 | 31
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破戒 | 島崎藤村 | ほるぷ社 | 32
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高瀬舟 | 森鴎外 | ほるぷ社 | 33
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若い詩人の肖像 | 伊藤整 | 新潮文庫 | 34
|
金閣寺 | 三島由紀夫 | 新潮文庫 | 35
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人間失格 | 太宰治 | 新潮文庫 | 36
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俘虜記 | 大岡昇平 | ほるぷ社 | 37
|
水滸伝 | 吉川幸次郎 | 岩波文庫 | 38
|
ロケットボーイズ上・下 | ホーマー・ヒッカム・ジュニア/武者圭子訳 | 草思社 | 39
|
アルバートおじさんのミクロの国の冒険 | ラッセル・スタナード | くもん出版 | 40
|
南仏プロヴァンスの12ヶ月 | ピーター・メイル | 河出書房新社 | 41
|
ファウスト | J・W・V・ゲーテ | 集英社 | 42
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変身 | フランツ・カフカ | 新潮文庫 | 43
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車輪の下 | ヘルマン・ヘッセ | 旺文社文庫 | 44
|
赤と黒 | スタンダール | 岩波文庫 | 45
|
クォヴァディス | シェンキェヴィチ | 岩波文庫 | 46
|
イーリアス | ホメーロス | 岩波文庫 | 47
|
高校数学でわかるマクスウェル方程式 | 竹内淳 | 講談社 | 48
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月をめざした二人の科学者 | 的川泰宣 | 中公新書 | 49
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フーコーの振り子 | アミール・D・アクゼル | 早川書房 | 50
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●「読売新聞」2010年05月24日(月)夕刊文化面、コラム「見えざるものへ」
以前『ボクの哲学モドキ』(トランスビュー)で、幻冬舎文庫版『オルゴール』を取り上げてくださった、末木文美士先生がご自身のコラムで、少しだけ私のことに触れてくださいました。
●「宮崎日日新聞」2011年02月13日(日)「読書」欄
毎週日曜掲載の「読書欄」で、複数の書籍を紹介する中の1冊として、小説『オルゴール』の作家の初めての詩集ということで、表紙写真付きで詩集『しんかい動物園』が紹介されていました。やはり地元紙に取り上げてもらえるのはとてもうれしいものです!
●「宮崎日日新聞」2011年03月04日(金)「紡がれることば」欄
宮崎在住の詩人・杉谷昭人氏が書かれている「紡がれることば」欄で、複数の書籍を紹介する中の1冊として、詩集『しんかい動物園』が紹介されていました。あとがき部分の強すぎる言葉について「強烈なメッセージ性を抑制できたときにこそ、詩はもっとも訴求力を持つのである」と書かれた上で、それができている好例として、詩「砂鼠」「海辺」「電柱」の名前を挙げていただいけていました。読みながら身が引き締まる思いでした。
●「しんぶん赤旗」2011年03月06日(日)「ほんだな」欄
「ほんだな」欄で紹介される5冊の本の中の一冊として、詩集『しんかい動物園』が紹介されました。非常に良い感じに解説してまとめられていたので、「ああ、ちゃんと伝わったんだなあ」とわかって本当にうれしかったです。
●鹿児島詩人会議詩誌「詩創」26号2011年04月15日(土)<すてきな詩集 見つけた!> 欄
鹿児島在住の詩人・宇宿一成氏が書かれている <すてきな詩集 見つけた!> 欄で紹介される4冊(1冊1ページ)の中の1冊として、詩集『しんかい動物園』が紹介されました。詩「電柱」が紹介され、「この詩に見られるような繊細な感受性は、作者を詩人たらしめる重要な要素だろう」と書かれており、ハッとさせられるものがありました。
●「詩と思想」5月号(土曜美術社出版販売) 2011年5月28日(木)「詩集評―詩の持つ暗部」
詩人・浜江順子氏が書かれている「詩集評」欄で紹介される9冊(1冊につき、3段組の約1段分)の中の1冊として、小説『オルゴール』の中園直樹の第一詩集として詩集『しんかい動物園』が紹介されました。「体験から発したものだけに、訴える力には説得力と実感がある」と詩「ハイエナ」が紹介され、今後小説の技術を詩に生かしたり詩の技法を駆使できるようになれば飛躍するだろうと書かれており、技術面の不足を感じさせられました。
●「詩人会議」2011年7月号(詩人会議) 「書評」欄
「書評評」欄で12冊(1冊につき、半ページ)紹介された中の1冊として、詩集『しんかい動物園』が紹介されました。詩人・田上悦子氏が「信じられるのは弱者のことばだけ」というタイトルで書いてくださいました。想像以上に高く評価していただけていたことも嬉しかったですが、特に非常に苦労した目次分けについて触れてくださっていたのが本当に嬉しかったです。
●詩誌「飛揚」第54号2012年1月7日発行 「編集後記」欄
詩人葵生川玲氏記載の「編集後記」欄で、詩集『しんかい動物園』と、世界的いじめ反対運動「ピンクシャツデー」についてご紹介いただきました。
●「浅羽通明講義」2012年 「日本の現在」を考える3 にっぽんの夏、いじめの夏(YouTube動画)
授業の市場「スクールマーケット」が開催した評論家・浅羽通明氏の講義「『日本の現在』を考える3 にっぽんの夏、いじめの夏」(約150分)において「6.もう成長しない日本のいじめ理論はどう展開されるか? ―『星空マウス』中園直樹、『いじめと戦おう!』玉間伸啓を読む」にて取り上げられました。想像以上に高く評価していただけていたことは嬉しかったですが、誤解されている所もあり『星空マウス』以外読んでいないということでしたので、感謝のお手紙と共に全著書をお送りしました。この問題が群れる動物としての本能であることやドメスティックバイオレンスと同じように「加害者の被害者に対する依存」であることについて言及がないなど気になる点もありますが、この講義一つを聴くだけで「これまでの日本におけるこの問題の歴史の概要がすべて理解できる!」というほどに凄い講義です。この問題にかかわる方(教育関係者)、この問題について考えている方、この問題に対して疑問を感じている方は「絶対に聴いておくべき!」というほどの内容です。
・「『日本の現在』を考える3 にっぽんの夏、いじめの夏」紹介ページ(←ここをクリック)
(※講義全体一括動画、項目ごとに分けた動画、レジュメなど詳細に紹介されています)
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