友人♪詩人、デザイナー「北沢真人」♪紹介

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♪目次♪

   ・知り合ったきっかけ
   ・「私から見た」北沢さん
   ・「師匠?」
   ・有能な企業人、デザイナー北沢真人(←クリックするとすぐ移動できます)

♪知り合ったきっかけ♪
 よく行く居酒屋で、いつも通りカウンター席で飲んでいたところ、隣で飲んでいた二十代後半ぐらいの常連風の男が、誰かに「こう見えても俺は吟遊詩人なんやぞ」と、いばっているのが耳に入りました。
 私は思わず吹き出してしまい、よく話をする年上の店員に「ばか、お前北沢さんは本当に詩人なんだぞ」と笑いながら紹介されました。

♪「私から見た」北沢さん♪
 何度か一緒に飲むうちに何となく彼の輪郭がつかめてきました。とりあえず本当の年は三十過ぎでした。
 彼は知的で馬鹿(いい意味で)でユーモアもある、しかしなによりも本音の付き合いを一番大切にする熱血漢?というより情熱の人でした。

♪「師匠?」♪
 知り合ってしばらくしてから、私は彼に書いたものを見てもらえないかと頼み、一番の自信作(このHPについてのページで触れた小説「オルゴール」)と「凍える虎」他いくつかの詩を渡しました。
 自信作の評価は散々で、詩は誉められました。
「凍える虎」はよほど気に入られたらしく、北沢さんは居酒屋のマスターに「こいついい詩書くんっすよ」と朗読し始める始末でした(他のお客さんもいたのでめちゃくちゃ恥ずかしかった)。
「飛ぶのだ」は北沢さんと私共通の飲み友達の前で「朗読しろ」「お前詠み方ヘタだ。かせ、俺が詠む」でした。
「まだまだやけどな。小説より良いって程度や」と言われましたが。
 それから「詩を書け」「お前は詩の方が向いてる」「詩人になれ」「お前は俺の弟子だ」などと言われるようになり、私は北沢さんを師匠と決めました。本当は師匠というよりやんちゃで感激屋の兄貴と思ってます(笑)。
 もっとも、小説でなくてはいけない理由がありますし、詩は辛いときの逃げ道なので、詩人になる努力をするつもりはない(できない)のですが。
「じゃあ何の師匠やねん」そんな細かいことはいいのです。私は、理屈抜きの本音で北沢さんが好きなだけなのです。だから北沢さんが師匠なのです(笑)。そんなわけで、ダメな詩があるのは私がダメ弟子だからです。

(HPを見た北沢さんから「詩の師匠になるとは一言も言ってないぞ」とメールが来ました。私は慢心してました。自分自身への戒めのため、この文章はこのまま残します。2000.9.6)

  しかし、今は少し努力してみるつもりになっています。小説の出版が決まり、実家とも連絡を取り、事情が変わったからです。

♪有能な企業人、デザイナー北沢真人♪
 北沢さんは会社の経営の方もやってます。詳しくは知りませんが、そちらの方でも若いうちから実績を残しているようです。現在は「ORANGE SQUEEZE DESIGN」というデザイン会社を経営しています。
 現在デザインの仕事が順調だそうで、仕事を断らなくてはならないこともあるようです。絵も上手く、「詩」という極限まで無駄を削る文学をやっていたこともあり、その点でも彼のデザインは信用できます。ただ、長年「作品」を書いてきた所から、デザインを始めた当初は「仕事」と「作品」の違いに苦しんでいたようです。
 「オルゴール」の表紙イラストの原案は、北沢さんの酔って描いた走り書きのイラストですし、「星空マウス」においては、中面のデザインを担当してもらっています。表紙のデザインも頼みたかったのですが、文芸社側の都合により、断られてしまいました。忙しい所、私のわがままを聞いていただき、中面のデザインだけでも担当してもらえて本当に良かったと感じています。

 以上、飲み友達で詩人で、デザイナーの北沢さんの紹介でした。

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